ヘルスケア

奇跡の50歳 金子エミが教えるアンチエイジングの秘訣

アンチエイジングに重要な3つの要素は「食事」「運動」「生きがい」だと言われています。2020年で50歳とは思えないほど、若々しい金子エミさんはこの3つの要素にどう向き合っているのでしょうか? お伺いしてみました。

調味料にこだわると美味しさと栄養がアップする

 

 

 

 

 

 

 

 

──食事面ではどんなことを気にしていますか?

金子 最近少しずつ太ってきていたのに加えて、コロナ禍で家にこもっていた間にだいぶころっとしてきてしまったので、現在体脂肪を減らすダイエット中なんです。野菜や手作りのグラノーラでしっかり食物繊維やビタミン、ミネラルをとり、鶏ハムなどでたんぱく質をとるなど、なるべくヘルシーに過不足なく栄養がとれるよう心がけています。

とはいえ、息子達のリクエストは唐揚げとかカレーとか、こてこてなものが多くて。もちろん自分は別のものを作って食べればよいだけなんですが、作っていたら食べたくなるじゃないですか(笑)。だからそういう場合には、私だけは翌朝に食べるようにしています。同じものを食べても、夜に食べるよりも朝に食べたほうがカロリー消費できますからね。炭水化物を食べるのはなるべく朝だけにしています。

──調理法などで気をつけていることはありますか?

金子 調味料には気をつけていますね。まず、うちには砂糖がないんです。甘みをつけたいときはハチミツを使うことが多いです。砂糖、特に精白糖はカロリーは高いけど、必要な栄養素をほとんど含んでいない調味料といわれていますし、血糖値をガツンと上げてしまいますよね。一方でハチミツはビタミン、ミネラル、アミノ酸など栄養の宝庫で、さらに血糖値を上げるのもゆるやか。高いですが、その分、だからこそ使い過ぎないですし。

ほかにも調味料はだいたいお気に入りがあって、少し遠くの店まで買いに行ったり、通販で取り寄せたりしてこだわって使っています。オリーブオイルでも、銘柄によってまったく味が違うので、調理用、生食用などと分けていたり。調味料が美味しいと、料理がとても美味しくなりますし、満足感が高いので暴食も防いでくれる気がします。

また、少し高くてもきちんと作られた調味料は栄養価も高いですよね。たとえば私の大好きなバルサミコ酢は美味しいだけでなく、ポリフェノールやミネラルがとても豊富。法律で12年以上熟成させることが決まっているそうで、それだけ手をかけるなら高いのも当然だと思えますよね。

調味料は単に「味をつけるもの」と考えるともったいないと思います。よい栄養を補ってくれるものとしても注目してみてください。

 

不調を解消するよりも、不調予防の運動を!

 

 

 

 

 

 

 

 

──運動は定期的に行われていますか?

金子 幼少の頃から中学まで、本気で体操をしていたので、体を動かすのはまったく苦にならないというか、動かしていないと調子が悪くなるんです。この仕事をしていなかったら、多分、エアロビなどのインストラクターになっていたはずです。

今は息子のカイトがダウン症の世界水泳で金メダルを目指して頑張っているので、私も一緒にトレーニングを行っています。ですから週に多いと5回はプールに入っていますね。泳ぐのは全身運動なので、とても体がすっきりしますよ。

だからこそ、緊急事態宣言でどこにも行けなくなってしまった時の心と体の調子がひどかったです。体が重くて重くて。結局カイトのためもあって大型のプールを買い、エアロバイクを買い、リビングをほぼジム状態にして運動していました。

私はもともと回遊魚みたいな性質があって、動いていないとつらいので、家からろくに出られない、人と会えない、何も前に進まないという状況で本当にメンタルが落ち込んだのですが、運動をしているとそれが緩和されるんです。やはり心と体は密接ですよね。

──運動が苦手なのでうらやましいです。

金子 ほんの少しでもいいので、毎日続けてみると段々と動くのが苦でなくなってきますよ! よくむくみ解消法を教えてくださいと言われるんですが、むくんでから解消するのは大変なので、むくまないように運動するのがおすすめです。運動していると体が楽だなと感じたらしめたものです!

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寝ても覚めても考えてしまうことが本当の生きがい

──金子さんにとって、一番の生きがいは何ですか?

金子 もちろん仕事も生きがいではあるのですが、今はカイトに世界大会で金メダルをとらせるということが、私の中でも大きな部分を占めています。

私にはふたり息子がいますが、下の子はとても努力家で、今年、目標とする高校に入学することができました。大学、就職と彼が自分の望む道を進めるよう、もう一丁、母の魂を注ぎこむ必要はありますが、希望の高校に入学できていったんホッとひと息ついている状態です。

あとはカイトが世界大会で金メダルを獲得できたら、私はもう何も要りません。今はカイトのトレーニングと仕事、それと家事で99.9%時間を使っています。自分のプライベートの時間はほとんどありません。でも、ゆっくり自分に時間を使うのは、そのあとでいいと思えるんです。

本当は今年4月にトルコでダウン症の世界水泳大会がある予定でした。何年もそこに向けて努力をして、カイトは6種目で出場するはずでした。でも、新型コロナの感染拡大で大会は延期となり、いったんは4年後ということに。

それまで私もカイトもあと半年、あと1カ月というように頑張ってきたわけですから、突然ゴールラインを動かされて気が抜けてしまって…。おまけに緊急事態宣言でトレーニングもままならず。すっかり気持ちも落ち込んで、夫に愚痴ってみたのですが、夫からは意外にも「しっかり準備ができるからよかったね」と超ポジティブな言葉が!

確かに、今回出場していても、金メダルはとれなかったと思うのです。だから、延期はチャンスだと思えたんです。しかも! 4年後に延期だと思っていた大会が、何と2年後に開催されることが決定したんです。2年なんてあっという間。私もカイトも今、燃えています!

──それはよかったですね!金メダルは見えてきましたか?

金子 はい、見えています! タイム的にもあとほんの少しなんです。でも、このあと少しが実は大変で。今は複数のコーチにみていただいている状況なので、カイトの専属になっていただけるコーチを探したり、まだまだ都内では利用できないプールも多いので、できるだけよい環境を探したりと奔走しています。

今の時期はそんなに泳がなくてもよいじゃないかと思われるかもしれませんが、ダウン症のある人は筋肉が落ちやすくつきにくいんです。その中で一生懸命体を作ってきましたが、ステイホームの間にかなり落ちて体がひと回り小さくなってしまって…。練習を再開したときには、それまで普通に行っていたトレーニングがとてもキツいと言って泣くんです。トレーニングで泣くなんて普段はありませんから、よっぽどだったんだんと思います。そして、2年後大会で金メダルを獲るためには、その時々の中で、何とかできる最上のことをしていなければいけないのだと痛感しました。

──代表の強化トレーニングや合宿などはあるんですか?

金子 いいえ、ダウン症の選手はないのです。知的障害者水泳の場合、上級以上の免許を取得している、本当の意味で経験豊富なコーチは少ないので、自分で探して指導してもらわなければなりません。

ダウン症水泳の合宿なども今はありません。補助金などもなく、練習はもちろん大会出場費用なども全部自腹です。

ですから今、私はカイトのスポンサーを探しているところです。カイトの活躍を応援してほしいというのがもちろん第一としてありますが、カイトをきっかけにもっと知的障害や身体障害のある方が、金銭的なことに悩まずスポーツができるような環境作りのお役に立てればいいなと思っています。そのためには多くの方にハンディキャップがある人のスポーツに興味をもってもらうことが大切で、カイトが金メダルをとることもそのひとつのステップになると思うんです。

今は時間がない中で、あれもやりたい、これもやりたいと考えていますが、実際にカイトが金メダルをとってそのまま引退なんていうことになったら、しばらく魂が抜けたようになるかもしれません(笑)。でも、今はとにかく2年後の大会に向けてひたすらに進む、それが今の私の目標であり生きがいです。

 

 

2022年の世界水泳でもたくさんの金メダルがとれますように!

 

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